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SMTPエラーコード一覧

SMTPエラーコードのについてご案内いたします。


SMTPエラーコード

SMTP応答コードについて
エラーメールのメッセージ内容は、メールサーバーに採用されるMTA(Mail Transfer Agent/メール転送エージェント)などにより異なります。

 

代表的なMTA
Postfix(ポストフィックス)
sendmail(センドメール)
qmail(キューメール)

SMTP応答コードはRFCに基づいており、各サービスで応答コード・エラーメッセージは多種多様です。
以下、エラーメッセージに含まれる代表的なエラーコードの一覧ください。

 


SMTP応答コード

1桁目:応答状況

4yz:一時的なエラー
5yz:永続的なエラー

 

2桁目:特定のカテゴリの応答内容

x0z:構文エラー
x1z:ステータスなどの情報に対する返信
x2z:伝送チャネルのエラー
x3z:未指定
x4z:未指定
x5z:メールシステムのエラー

 

3桁目:2桁目の詳細

 

応答コード一覧

450:メールボックスがいっぱいか、ポリシーで一時的にブロックされている
451:宛先サーバーのエラーによりコマンドが中止された
452:サーバーのシステムストレージが不足し、コマンドが中止された
500:構文エラーにより、コマンドが認識されなかった
501:コマンド引数の構文エラー
502:要求されたコマンドをサポートしていない
503:コマンドのシーケンス(順序)が正しくありません
504:要求されたコマンドパラメーターをサポートしていない
550:宛先メールボックスが利用できないため、コマンドが拒否された
※メールボックスが存在しない、アクセスできないなど
551:宛先メールアカウントがホスト(サーバー)に存在しない
552:ストレージ超過のため、コマンドが中止された
553:メールボックス名が無効のため、コマンドが中止された
554:トランザクションが失敗しました

 


SMTP(ESMTP)ステータスコード

1桁目:エラーの種別

4.y.z:一時的なエラー
5.y.z:永続的なエラー

 

2桁目:配信エラーの要因

x.0.z:その他または未定義
x.0.0:その他または未定義
x.1.z:メールアドレスのステータス
x.1.0:
x.1.1:宛先メールアドレス不正
x.1.2:宛先システムアドレス不正
x.1.3:宛先メールアドレスの構文不正
x.1.4:宛先メールアドレスがあいまい
x.1.5:宛先メールアドレスが有効
x.1.6:宛先メールボックスが移動されている
x.1.7:送信者のメールアドレスの構文不正
x.1.8:送信者のシステムアドレス不正
x.2.z:メールボックスステータス
x.2.0:その他または未定義
x.2.1:メールボックスが存在するが、なんらかの理由で無効
x.2.2:メールボックス上限超過
x.2.3:メッセージの上限超過
x.2.4:メーリングリスト機能の​​問題
x.3.z:メールシステムのステータス
x.3.0:その他または未定義
x.3.1:メールボックスが無効
x.3.2:メールボックス上限超過
x.3.3:メッセージの上限超過
x.3.4:メーリングリスト機能の​​問題
x.4.z:ネットワークとルーティングのステータス
x.4.0:その他または未定義
x.4.1:ホストから応答がない
x.4.2:接続エラー(タイムアウト)
x.4.3:ルーティングサーバーのエラー
x.4.4:ルーティングエラー
x.4.5:ネットワークの混雑
x.4.6:ルーティングループの検出
x.4.7:配信期限切れ
x.5.z:メール配信プロトコルのステータス
x.5.0:その他または未定義
x.5.1:無効なコマンド
x.5.2:構文エラー
x.5.3:受信者が多すぎる
x.5.4:コマンド引数が無効
x.5.5:プロトコルバージョンの不正
x.6.z:メッセージコンテンツまたはメディアステータス
x.6.0:その他または未定義
x.6.1:メディアがサポートされていない
x.6.2:必要な変換が禁止されている
x.6.3:必要な変換がサポートされていない
x.6.4:変換時のデータ損失エラー
x.6.5:変換エラー
x.7.z:セキュリティまたはポリシーのステータス
x.7.0:その他または未定義
x.7.1:配信の認証不可によるメッセージの拒否
x.7.2:メーリングリスト展開の禁止
x.7.3:セキュリティ変換不可
x.7.4:セキュリティ機能がサポートされていない
x.7.5:暗号化の失敗
x.7.6:暗号化アルゴリズムがサポートされていない
x.7.7:メッセージの整合性エラー

 

3桁目:エラーの詳細

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