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パスワード保護共有の設定(パスワード設定のないPCへスキャンを送信する場合)

パスワード設定のないPCへスキャンを送信する際のパスワード保護共有の設定方法についてご案内いたします。


パスワード保護共有の設定(有効→無効)

以下の手順により、「パスワード保護共有を無効」にするとパスワードを設定していないPCの共有フォルダーに、スキャン送信が可能になります。

※ネットワークセキュリティの変更になること、また、第三者がネットワークを介して認証要求なしでアクセスできるようになる可能性があるため、セキュリティ担当の方と相談した上で無効にするかご判断いただきますようお願いいたします。

※弊社では、PCのログインパスワードの設定を強く推奨しております。

 

手順1:コンピューター名の確認

手順2:共有フォルダの作成とメモ

手順3:フォルダのアクセス許可

手順4:アクセス権の設定

 


手順1:コンピューター名の確認

確認した情報は本機に入力する必要があるため、メモ用紙などに書きとめて管理してください。

 

1. パソコンで[スタート(Windowsアイコン)]の上で右クリックし、[システム]を選択します。

2.「コンピューター名」をメモします。

確認した情報は本機に入力する必要があるためです。

※バージョンによっては、『システム』画面の左下[バージョン情報]をクリックすると表示されます。

※コンピューター名は、「PC名」もしくは「デバイス名」と表示されている場合があります。


手順2:共有フォルダの作成とメモ

1. 任意の場所で右クリックし、[新規作成]を選択し、[フォルダー]をクリックします。

2. 新規フォルダーが作成されるため、名称をつけて[Enterキー]をクリックします。

※フォルダー名は、半角英数字で入力することをおすすめします。

🔳名称を付ける前に[Enterキー]をクリックしてしまった場合

①フォルダー上で右クリックし[その他のオプション]を選択し、[名前の変更]をクリックすることで名前の変更が可能です。

 

②フォルダー上で右クリックし「A」と書かれたアイコンをクリックすることで名前の変更が可能です。

3. 作成したフォルダ名をメモします。

フォルダ名は本機に入力する必要があるためです。

 


手順3:フォルダのアクセス許可

1. 作成したフォルダー上で右クリックし、表示されるメニューから[プロパティ]を選択します。

 

2. 「共有」タブを開き、[詳細な共有]をクリックします。

 

3. 『このフォルダーを共有する』にチェックを付け、[アクセス許可]をクリックします。

 

4. 「アクセス許可:Everyone 」欄の「変更」の『許可』にチェックを付け、[OK]をクリックします。

 

5. 『このフォルダーを共有する』にチェックが付いていることを確認し、[OK]をクリックします。

 

6.「セキュリティ」タブを開き、[編集]をクリックします。

 

7.[追加]をクリックします。

 

8. 『選択するオブジェクト名を入力してください』とある下の空欄に【everyone】と入力し、[名前の確認]をクリックします。下線付きで「Everyone」と表示されていることを確認し、[OK]をクリックします。

 

9.「アクセス許可:Everyone 」欄の「変更」の『許可』にチェックを付け、[OK]をクリックします。

 

10.[OK]をクリックします。

 


手順4:アクセス権の設定

1.[スタート(Windowsマーク)]をクリックし、「すべてのアプリ(バージョンによって「アプリケーションの一覧」)」から「Windowsシステムツール」のコントロールパネルを選択し、コントロールパネルを開きます。

※Windows11をご使用の場合は、Windowsマークをクリックし、検索窓に【con】もしくは【コントロールパネル】と入力します。

 

2. 右上の表示方法を「カテゴリ」に変更し、[ネットワークの状態とタスクの表示]をクリックします。

 

3.[共有の詳細設定の変更]をクリックします。

 

4.「ファイルとプリンターの共有」の『ファイルとプリンターの共有を有効にする』をクリックします。

 

5.「すべてのネットワーク」の右端の「チェックマーク」をクリックします。

 

6.「パスワード保護共有」で[パスワード保護共有を無効にする]にチェックを付け、[変更の保存]をクリックします。

パスワード保護共有が無効になったため、パスワードを設定していないPCの共有フォルダーに、スキャン送信が可能になります。

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