Windowsファイアウォールの設定変更(複合機からのスキャン送信ができない場合 Windows11版)
Windows11版 複合機からのスキャン送信ができない際のWindowsファイアウォールの設定変更についてご案内いたします。
Windowsファイアウォールの設定変更について
※ここでは例として、IPアドレス「192.168.123.456」の複合機から、データ送信が可能になるよう設定しています。
手順1:「ファイルとプリンターの共有」を例外に設定
手順2:スコープの変更
手順1:「ファイルとプリンターの共有」を例外に設定
Windowsファイアウォールの例外設定をすると、プログラムごとに通信を「ブロック」または「許可」することができます。次の手順でWindowsファイアウォールの例外を設定することができます。
1. デスクトップ画面中央下の『検索バー』に【コントロール】や【control】などのキーワードを入力します。
2.[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]の順にクリックしていきます。
3.[Windows Defender ファイアウォール]をクリックします。
4.[設定の変更]をクリックします。
5.『ファイルとプリンターの共有』に【チェック】を付けます。
6.通信を許可するネットワークに【チェック】をつけて、[OK]をクリックします。
※チェックを付けると例外設定が有効に、チェックを外すと例外設定が無効になります。
手順2:スコープの変更
スコープを変更することで、プログラムの通信を許可するネットワークの範囲を設定することができます。次の手順でスコープを変更することができます。
1. デスクトップ画面中央下の『検索バー』に【コントロール】や【control】などのキーワードを入力します。
2.[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]の順にクリックしていきます。
3.[Windows Defender ファイアウォール]をクリックします。
4.[詳細設定]をクリックします。
5.[受信の規則]をクリックします。
6.「ファイルとプリンターの共有(SMB受信)」の中で「緑色マーク」が付いている項目を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
7.スコープタブで、ローカルIPアドレスの『これらのIPアドレス』に【チェック】を入れ、[追加]をクリックします。
8.『このIPアドレスまたはサブネット』に通信を許可したい【IPアドレス(複合機のIPアドレス)】を入力し、[OK]をクリックします。
※ここでは例として、「192.168.123.456」を入力します。
※複合機のIPアドレス確認方法
【imageRUNNER ADVANCEシリーズ】[カウンター/機器情報]ボタン → 設定内容を確認
9. 設定した内容が表示されているか確認して、[OK]をクリックします。
※ここでは例として入力した「192.168.123.456」が表示されているか確認します。
上記のまでの設定行ったうえで、スキャン送信ができない場合
セキュリティソフトのファイアウォール機能や、Windowsファイアウォールの設定によりブロックされている可能性があります。
対処方法
セキュリティソフトのファイアウォール機能を一時的に停止してご確認ください。
その際、必ずWindowsファイアウォールの「ファイルとプリンタの共有」を許可する設定をしてご確認ください。
※ファイアウォールの無効設定方法については、お使いのソフトメーカーへご相談ください。
※セキュリティソフトを一時的に停止して改善した場合、複合機からの送信がブロックされている可能性があります。一度お使いのソフトメーカへご相談ください。